一生に一度の海外ウエディング、全体に失敗したくないですよね。
そんなみなさんが後悔しないために、ハワイウエディングの実体験をもとに、今回は<お金編>について押さえておきたいポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
それでは早速、3つに絞って紹介していきます!
ポイント①:為替レートに注意!
まず一つ目は、為替レートに注意することです。
2022年には一時期、1ドル150円台まで円安が加速した時期もありました。
1ドル100円の時期(2021年1月)と比べると、1.5倍以上。
渡航費(飛行機代)はもちろん、挙式、宿泊、パーティ、現地での食費、その他アクティビティまで、全てが為替相場の影響を受けますので、かなりの影響を受けますね。
結婚式費用が100万~200万円かかるとした場合、為替の影響を受け1.5倍となると、150万~300万円必要になります。差額50万~100万の出費です。
挙式プランの申し込みをしたのが2022年12月、実際に旅行したのが2023年10月だったため、いずれも円安が最高値でした、、泣
後悔しないために、一番重要だと思うのは、
いつの時期のレートが適用されているか把握することです。
例えば、とある大手ウエディングサロンの場合、年に一度、挙式プランの価格が決定され、申し込み時の為替は影響しないそうです。
一方、海外旅行のパッケージなどでは、価格変動型が主流となってきており、予約した日の為替レートが適用されます。
つまり、各プランやパッケージを申し込みする際に、いつのレートが適用されているか把握し、それぞれベストなタイミングで申し込むことが重要となってくるのです。
もちろん、プランによっては早割など、レート以上に早く申し込む方がお得になる場合もありますので、見極めが必要ですよ!
- 挙式プラン、渡航費(パッケージ)、宿泊費、その他アクティビティがそれぞれ、価格固定型or価格変動型、いつの為替レートが適用されているか、把握する
- 全て同時に申し込むのではなく、それぞれベストなタイミングで申し込む
- レートだけにこだわらず、早割やクーポンなどとも比較する
ポイント②:チップの文化に注意!
続いて、チップの文化に注意することです。
日本では馴染みのないチップですが、アメリカでは必須のマナーとなりますので、注意してください。
また、挙式当日はドタバタしており、チップのことまで考えている余裕はないので、結婚式関係で必要なチップは予め用意しておくとよいですね。
事前に把握していなかったせいで、挙式当日に慌てて両替したり、ドル札が足りない事態に陥りました、、泣
そこで後悔しないために重要なのは、
結婚式を挙げる国で、チップの文化があるのか確認することです。
ハワイやグアムなどアメリカ圏では必須となる一方で、ヨーロッパ圏では国によって不要な地域もあります。必ず事前に調べておいてくださいね。
・【アメリカ(ハワイ、グアムなど含む)】全てにおいて必須
・【イギリス】タクシーやレストランでの支払い時(サービス料込みの場合不要)
・【フランス】サービス料込みが基本のため不要
・【イタリア】地域によってさまざま
・【ドイツ】タクシーやレストランでの支払い時(ピローチップ不要)
Tripa(トリパ)|旅のプロがお届けする旅行に役立つ情報
次に重要なのが、
何にどのくらい支払うべきなのか、発生事項や相場を把握しておくことです。
海外ウエディングでは、通常の旅行と異なり、特殊なチップが発生することが多くあります。
今回は、私が実際に直面した事例を踏まえて、ハワイウエディングを例に紹介していきますね。
挙式時の牧師・音楽奏者・シンガー
いきなり特殊な事例ですが、牧師先生や音楽奏者への謝礼について。
基本的には、挙式プランに含まれている場合が多いため不要です。
しかし、ご自身で手配したり、オプションを追加した場合には、発生するのでご注意を!
ヘアメイク・アシスタント
ヘアセットやメイク、スタイルチェンジなど、幅広くサポートしていただくヘアメイクさん。
挙式後にフォトツアーを実施する場合は、拘束時間が長くなるので、お支払いするチップは高くなります。
現地スタッフに聞いた相場:(1~2時間)$20~$30 (終日):$50~
ウエディングフォトのカメラマン・ビデオマン
こちらもウエディングフォトを撮る上で、欠かせない存在。
複数人いる場合には、人数分だけお支払いが必要になります。
現地スタッフに聞いた相場:(1~2時間)$20~$30 (終日):$50~
専属ドライバー
ビーチや街中で撮影をする場合、撮影場所まで送迎してくれる専属ドライバーがつきます。
バスやタクシーと異なり、専属で送迎や待機していただくので、こちらも謝礼が必要となります。
現地スタッフに聞いた相場:$10~
参考までに、実際に私がお支払いしたチップの内訳を載せておきますので、参考にしてください。
※結婚式関係で発生したチップのみ記載しております
<挙式+パーティ+フォトツアー+サンセットフォトの場合>
・【牧師・音楽奏者・シンガー】(プラン内)$0
・【ヘアメイク】(終日:1人)$50
・【カメラマン】(終日:1人)$50
・【ビデオマン】(1H:1人)$20 (3H:1人)$30
・【ドライバー】(2人)$10ずつ 合計$170(約25,500円)
ポイント③:クレジットカードの所持・利用について
最後に、クレジットカードの利用に関することです。
挙式に直接影響するわけではないですが、こんなことで後悔してほしくないので。
特にハワイではクレジットカード利用が主流なので、少なくとも1~2枚は用意しておいた方が良いと思います。(クレカonlyの店もあったりするので注意!)
ここでは、クレカ利用に関して2点、紹介しておきます。
まず1点目は、海外旅行保険です。
ほとんどのクレジットカードには、海外旅行時の保険がいくらか付帯されています。
しかし、近年では、カードを所持しているだけで保険が適用される自動付帯から、旅行費等を支払った場合のみ保険が適用される利用付帯に改定されているカードが多く見受けられます。
クレジットカードを所持しているだけで安心せず、補償条件や補償内容をしっかりと見直しましょう。必要であれば、別途海外保険に入るのも一つです。
2点目は、現地でのクレジットカード決済です。
換金せず支払いを済ませることができる反面、手数料や税金が取られるので注意が必要です。
換金の手間を無くして楽をするか、少しでも費用を抑えるか、悩みどころですね。
クレカ払いで、ハワイ州税が取られるなんて聞いてないよ~泣
(4.7%とはいえ、できる限り節約したかった)
メリット:換金せず支払いができる
デメリット:1.6~1.8%程度の手数料がかかる(カード会社による)
支払い不要な税金(ハワイの場合、ハワイ州税4.712%)がかかる
余談ですが、ハワイのドン・キホーテ(ホノルル店)では、JCBカードを持っているだけで、無料でショッピングバッグをもらえるなどの特典もありますよ!
(持って行かずに2ドル×2つ=計4ドル支払いました、、泣)
まとめ
いかがだったでしょうか。
意外と知らない海外ウエディングでの注意点、今回はお金編を解説していきました。
最後に本記事のまとめを以下に記載しておきます。
【為替】
・為替レートの適用時期を把握しておく
・挙式プランや旅行費用は、それぞれベストな申込タイミングを見極める
【チップ】
・チップの有無や相場を把握する
・当日に慌てないよう、予め準備しておく
【カード】
・クレジットカードの保険や補償について見直す
・カード決済のメリット・デメリットを理解する
他にも、事前準備や当日についての記事(作成中)もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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